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js-STARの教科書 XR+対応版 #24 〜4.t検定(3) t検定(参加者内)

4.5 t検定(参加者内)

2つのデータに対応がある場合に用いるのが、t検定(参加者内)です。
ノンパラメトリック法のウィルコクソン符号順位検定を同時に行います。母集団が正規分布すると仮定できる場合と仮定できない場合で使い分けます。

■画面構成
<参加者数の設定>
参加者数を入力します。

<データ入力セル>
セルレイアウトです。各セルにキーボードから値を入力します。

<一括代入エリア>
半角スペースカンマTABのいずれかで区切られた数値データを一括してセルに代入できます。表計算ソフトなどとの連携に利用します。

<Rオプション>
Rプログラムのオプションを指定します。

<計算ボタン>
データの入力後にクリックすると、結果が出力されます。

<結果エリア>
分析結果が出力されます。結果エリア上部には、【保存】【コピー】【消去】【タブ変換】のメニューがあります。このエリアの下部には、Rプログラムエリアがあります。

■使い方
sA(1要因参加内)と使い方はほぼ同じです。
0.   手法【t検定 (参加者内)】を選択します。
1.   参加者数の設定をします。
2.   データを入力します。
3.   【計算!】をクリックして計算結果を出力します。
4.   結果を保存します。

補足:
t検定だけでなく、ウィルコクソン符号順位検定の結果も同時に出力されます。母集団が正規分布すると仮定できる場合と仮定できない場合で使い分けます。

#jsSTAR #フリーソフト #統計 #データ分析

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